2015年10月13日火曜日
東京都の商標を紹介します。 そして、地方創生のあり方について提案します。
商標取得 全国ランキング2位の東京都が所有する商標のうち
図柄のあるもの(図形商標)について、
その図柄だけを抽出して、
紹介します。
「おや、これなあに」
と興味を持った方は、
特許情報プラットフォームで
商標の
出願・登録情報
で、
検索欄を
出願人・権利者
にして、
東京都
と
入力して
検索ボタンをおしてください。
89件の検索結果が表示されます。
ここに挙げた商標のいずれも
スクロールするとすぐに見つかるはずです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
ここまで見ていただいた方に、
投稿者からの指摘をすこし。
《アンドトウキョウ》
まず、アンドトウキョウですが、
白黒で出願していますね。
アンドの部分を赤で使うおつもりなら、
使うものと同一のものも、出願しておくべきでしょうね。
白黒のものが登録できてから、
アンドを赤にしたのも登録するおつもりかもしれません。
《証明票》
全体的に見て、東京都の商標は、
証明票の性質を帯びたものが多いように感じました。
いわゆる東京都のお墨付きを民間企業に与えるための商標といったところでしょうか。
《他の件との連携 共有する商標について》
首都圏の中心たる地方自治体として、
他県との連携をはかる商標戦略を考えてもよろしいのではないかと提案します。
例えば、埼玉県との連携。
昔は、武蔵国というものがありました。
現在の埼玉県と東京都とにまたがっていたとされます。
現在、国分寺市にある武蔵国分寺跡は、東京都がお金を出していま整備を進めています。
武蔵国、武蔵野 などのブランドを
東京都と埼玉県と共同で出願して、
共有の商標を取得するという取り組みがあってもよいのではないでしょうか。
実際、歴史をひもとくと、
武蔵国分寺ができるにあたっては、
一時、工事がとどこおっていたところ、
高倉福信が私財を投入して完成させたとされます。
高倉福信は、今の大泉学園、保谷、清瀬、あたりだけでなく、
埼玉の志木、朝霞、新座、鶴ヶ島、坂戸あたりにも勢力を伸ばしていた人物のようです。
武蔵国分寺の土地の整備を東京都が金を出すだけでなく、
埼玉県も金を出していいくらいの話かもしれません。
現在の埼玉県の知事さんは、
埼玉出身の方ではないので、
そのあたりの歴史は、教えて差し上げないとわからないでしょう。
東京都と埼玉県にかぎらず、
地方創生は、昔からの文化伝統をまもりつつ、
新しいものを生み出すべき、
という観点に立つと、
複数の地方自治体が連携して、
歴史をまもりつつ、地方創生に取り組むという姿勢が必要ではないでしょうか?
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